ほしいものを手に入れても、幸せを感じられないのは何故?

 

20歳の秋、
わたしは単身インドの山奥で修行をしていました。

ヨガ国際資格取得プログラムを終え、あるカフェに通い、
青い瞳のイギリス人社長と仲良くなりました。

彼は、自分が立ち上げた会社で
好きな場所で、好きな時間に、好きな人と、仕事をしていました。

気が向いたなら、明日インドからシンガポールにだって行ける。

深夜にハイになって明け方まで仕事して、昼過ぎに起きてもいいし
陽が沈むと同時に寝て、陽が昇ると共に起きたっていい。

私は自由なライフスタイルが、心から羨ましいと思いました。

そして、彼の体験談から以下のようなことを学びました。

「人生は選択の連続だ」
「自由には責任が伴う」
「不安定さを受け入れたときに、心の安定が訪れる」

私が小さなオウンドメディアを創るに至った原体験です。

新時代のワークスタイル×ライフスタイルを考える
「Naturalista」
(https://article.naturalista.jp/)

あれから10年。
気づけば、学生の頃に思い描いていた
「理想の働き方」
そのものを、今ここに手にしています。

縁あってベンチャー役員に招かれ、コロナ前から完全在宅勤務。
好きな時間に好きな場所で仕事ができます。

プライベートでは結婚して子を授かって、
あと2ヶ月後には出産。

都会と田舎の間で暮らしやすい場所に引っ越して、
マンションの角部屋で景色も最高。

「理想の暮らし」のド真ん中を生きていると思います。

それなのに、焦りを感じている自分がいます。

好奇心の赴くまま仕事を選んでパラレルキャリアを歩み、
人生で1番強烈な直感と共にパートナーと一緒になりました。

その結果、
幸せなライフスタイルとワークスタイル
を手にした…はずなのに、

今あるのは、満足感よりも「このままで、いいのかしら」という不安。

20代がもうすぐ終わろうとしている、
そんな焦りからくるのでしょうか。

この10年、好奇心と直感の赴くままに、
魂の喜びに耳を傾けながら生きてきました。

そうして手に入れた理想の生活。

けれど、
私が幸せを感じられるのは、確かな生を感じられるのは、

何を手にいれることよりも、何かを追い求めて
走っている時間そのものなのかもしれません。

次の10年、どう生きようか。
好奇心は相変わらず強く、
興味もやってみたいことも沢山あるのだけど
自分が身を捧げたい、追い求めたいものが分からなくなっています。

心のコンパスが、磁場が狂ってしまって
行き先がわからない感覚。

ただ、未来の不安に囚われて、
「今、ここの幸せ」
を感じられないのは勿体ないことです。

一旦、仕事や将来設計から離れて、
今しか味わえない「妊娠・出産・育児」を
満喫することを自分に許してあげようかしら。

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