「死にたい」と言われたら

あなたは身近な人や友達・同僚などが、
「死にたい」
と、声をこぼしたら何と声をかけますか?

私が中学3年生の頃、祖母は脳梗塞で病院に運ばれました。
そこから、緩やかに認知症が始まり
舌が上手くまわらず話すのが困難になったので
ひらがなボードを目で追ってもらい、
それを辿りながらコミュニケーションしていました。

亡くなる1ヶ月前、GW中にお見舞いへ行った時に
「し・に・た・い」
そう信号を送られた時は辛かったです。

中学生の私はそれに対して何も言うことができず、
やるせない思いでした。

今日は、そんな時どうしたらいいか
精神科医の先生や本を参考にまとめたので、
よかったら読んでみて下さい。

若者の自殺が、事故死より多い日本

自殺者数全体は2003年をピークに減少。
しかし、自殺を考えたことがあるという人は、
20歳以上では42一人と増えているようです。

15歳から34歳の自殺率は、
事故による死亡率の1.6倍に上ります。
(出典:厚生労働省自殺対策白書平成29年版)

誤認に1人が自殺を考えるとしても、
実際の行動に移す人はごく一部。

自殺の対人関係論

「自殺の対人関係論」では、次の3条件が揃うと
人は死を選択しやすくなってしまうと言われます。

1. 所属感の減弱

居場所がない孤独感。
つながりの欠如自分が死んでも誰も困らないと言う感覚。

2.負担感の知覚

自分は迷惑をかけてばっかりで自分はいない方が周りの人が幸せになれる。
自分の存在が周りの迷惑になっていると言う感覚。

3.自殺潜在能力

暴力や自傷行為アルコールや薬物の依存などで、
自分の体を破壊する行動に慣れていると、
自殺への心理的な抵抗が弱くなりがち。

自身が辛い状況にある方、もしくは周りでこの人大丈夫かな…
と思った時は、この3つのポイントを思い出して、
どれか1つでも取り除く方法を探していきましょう。

頼ることができない人たち

自傷行為や自殺をするには、共通パータンがあるそうです。
それは、辛い時に人に助けを求めないこと。
近年では自傷事象を繰り返す人やSNSで死にたいとつぶやく人は、
メンヘラと呼ばれますが、その告白やSOSサインを
否定されるような雰囲気では余計に孤立してしまう悪循環に陥ります。

相談ができる第三者を見つけ支援者につなげていくことが大事です。
2016年に行われた1本祭壇の自殺意識調査によると、
本気で死にたいと思っても相談しなかったと言う自殺未遂車は73.9%
多くの人が1人きりで悩んだり、問題を客観的に把握したりしていて
助けを求める力がかなり低下しています。

身近な人から死にたいと言われたら

まずは、その告白に、感謝しましょう。

相談するのはいいことだと思う言えるようにすることが大事です。

人は追い詰められるほど死にたいと言いづらくなります。
そんな状態になっている自分を恥ずかしく思ったり、
告白を軽く受け流されてしまうのではないか…
と不安を持っていたり、安易な励ましや説教を恐れています。

そんな中で、あなたに告白してくれているんです。
打ち明けてくれたら以下のことを気にしてみて下さい。


1.
死にたい気持ちを否定せず、まず受け止める

死にたいと言う言葉の裏側には、こんな意味が込められています。
「死にたいほど辛い…でもそれが少しでも和らぐなら、本当は生きていたい

2.辛いこと悩んでいること口を挟まずじっくり聞く
解決案については、ひとまず置いておいてまず聞きましょう。
むやみやたらと共感する必要はありません。
興味本位で根掘り葉掘り質問しないように気をつけましょう。

3. 信頼できる第三者や専門機関を一緒に探す
相談された自分1人でどうにかしようとするのはやめましょう。
ワンオペではなくチームで支えることが大切です。
任せておいて・誰にも言わない…などむやみな約束は控えましょう。
言いふらすことと、相談することは違います。
以下のような頼れる第三者を一緒に探すのがオススメです。

・地域の保健センター
・保健所
・精神保健福祉センター
・医療機関
いのちの電話
心の健康相談統一ダイヤル

あなたの身近な方の、心の曇り空が
少しでも晴れやかになっていきますように。

死とその過程について

私は祖父を在宅看護で看取りました。
末期ガンだった祖父。
言わずとも自分の死期は悟っていたようでした。
若者ではなく高齢者に「死にたい」と言われたら、
これも戸惑うことの1つですよね。

精神科医のエリザベス・キューブラー・ロスの著書
「死とその瞬間」には、5つのプロセスがあるとされています。
1.否認と孤立
2.怒り
3.取引
4.抑鬱
5.受容

個人的に印象的だったのは、
死ぬ準備ができているのに、頑張って・生きて・もっと一緒にいたい
といった声かけは本人にとって悲しく辛いことだということ。

祖父の魂は旅立ったとき、残された器の顔は
眉間に少し力みが残っているような感じでした。

家系のことや遺すもの処分するものなど、迷惑かけないようにと
全部自分で考えて終わらせて、最後まで一生懸命生きた人でした。
最期まで親族・子孫を気にかけていました。
特に母子家庭だった私と母を、心配してくれていました。

けれど、
「おじいちゃん、もう頑張らなくていいんだよ」
そんな言葉はかけることができませんでした。
終わってしまいそうで、怖くて。

ただ実家に帰る時間を増やしたり
足や手のマッサージをしてあげていました。

最後の対話で、言葉でも祖父を癒せていたら…と今でも思います。

本人だけでなく家族も死を受容して、
安らかな旅立ちになれるようにしたいですね。

この記事を、どこのどなたが読んでいるかわかりませんが
何か考えるきっかけになれていたら嬉しいです。


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