
なんか声の調子悪いな
そんな時は以下のポイントをチェックしてみてください♪
1.水分と油分は足りてる?
喉が乾いた状態で発声をすると、声帯を痛める原因になってしまいます。
長時間声を出すとわかっている時は必ず以下の喉の乾燥防止をするよう心がけましょう。
- 飲み物を用意する
- マスクを用意する
- 飴などを持ち歩く
意外と盲点なのが油分!コーヒーや緑茶などのカフェインが多いドリンクは、摂りすぎると脱水作用を招くため、喉も水分不足になります。
150ml飲んだ場合、カフェインが多い順に並べると
- コーヒー(ドリップ) 60~180mg
- 紅茶 28~44mg
- ウーロン茶 30㎎
- 緑茶(煎茶) 26~30mg
となります。
「声を出す直前」に油物を取ると、痰などが喉に引っかかりやすくなってしまう場合もあるので、
タイミングには注意が必要です。
普段は楽しみつつ、声を出す大事な機会がある時は常温水か白湯を呑みましょう。
普段から喉の乾燥を意識し、粘膜の健康を維持しましょう!
2.身体は温まってる?
発声は「全身運動」です。朝一番など喉が冷えている状態で声を張ると喉を痛めてしまいます。以下のような方法でしっかり温めて血行を良くしておきましょう。
- 白湯うがい
- 首回りストレッチ
- 唇と声帯のウォーミングアップ
- キャット&カウ
- カティチャクラーサナ
以下の記事では発声のウォーミングアップ方法を紹介しています♪
声ヨガ式の仕事前のウォーミングアップの動画では、白湯うがいなど実践したものを載せているので、ぜひご覧ください。
3.お腹の空き具合はどう?
声を出すこと、特に歌やスピーチでは多くのカロリーを消費します。空腹状態だとエネルギー不足になって、集中力が切れやすくなってしまいます。(お腹が空いている時はどうしても呼吸が浅くなってしまいがち)
逆にお腹が一杯すぎると、腹式呼吸で横隔膜を低いところまで下げきることができません。「お腹の空き具合」は意外と声に大きな影響を及ぼします。食事時間などのスケジュールを調整したり、軽食を上手く取り入れたりしましょう。
4.睡眠と起床からの時間は?
睡眠不足は声にとっても大敵です。しっかりと寝て喉を回復させましょう。早寝早起きは声にも効きます!暖房冷房は乾燥の元なので、睡眠導入時のみにして加湿器と併用し、タイマー設定で1時間程の使用にしましょう。
普段の安定した声出るようになるまでに起床後3~4時間かかると言われています。自分の限界に近い大声や高い声を出すなら、起床後5~6時間は控えたほうが無難。起床時間も、しっかり調整しましょう。
5.機嫌は良い?
生まれ持った声質や、身につけた技術以上に、発声にはメンタルが大きく影響します。ネガティブな精神状態になっていないか発声時は客観的に自分を見つめてみましょう。
イメージトレーニングや気分転換を取り入れ、メンタルを良い状態に保てるように心がけましょう。
気分が乗らないけど、どうしても声の状態を良くしなきゃいけない...!そんな時にオススメなのは
- 声を出して大笑いしてみる
- 目線を上向きにして胸を広げる
- 好きな香りを思い出して美味しく笑顔で深呼吸
- 思い切り上に大ジャンプしてみる
笑いにはパンチ力のある腹式呼吸が必要なので、短時間で全身の発声のための準備運動になります!
