声で感情を解放する

こんにちは、Maikoです。

最近は様々な別れを経験して、いつまで経っても消えていかない感情に振り回されているばかりでした。

私は普段から、場面場面で頭に思い浮かんだ歌を自由に口ずさんでいます。
それを繰り返し行っていると、今この歌詞に共感できるということは、
こんな感情を持っているのだなと、自らの思考や感情を客観的に捉えられるようになります。

感情に振り回されている最中にこれを続けることで、自分では気づかなかった感情を発見できるようになりました。

いつの間にか感情(悲しい、苦しい、寂しいなど特にネガティブなもの)に蓋をして、それが出てこないように、出てこないようにとしていたことで
どんどん身体の中に蓄積され、感情に振り回される結果になっていたのです。

 

皆さんもいつの間にか感情に蓋をしていませんか?
本当は悲しいのに元気なフリをする、
怒りたいけど場の雰囲気を悪くするからやめておこう
といった経験があるかもしれません。

日本人は「忍耐強い」性格の人が多く、ネガティブな感情は表に出さないことが美徳とされています。しかし、過度な我慢はストレス過多による心身の不調を招きます。鬱病などがいい例です。

ボイスヨガのメソッドにもありますが、「声」は抑圧を解放する手段になりますので、今回はボイスヒーリングや声楽との違いを比較しながら、
「声」を使ったリラクゼーションを考えてみましょう。

1. ボイスヒーリングとは

声を出すことで、身体の中に停滞・蓄積した感情を「解放」するものです。

声を出す・歌うことで自由に表現できることを知り、
それによって自分自身も自由に表現できる解放感を知り、
本来の自分らしさを取り戻していくヒーリング方法です。

今まで自分自身にいくつもの制限をかけてきたことを発見し、
だんだんとそれらの制限から解き放たれるのを感じるでしょう。

ただし、先生によって定義は様々です。

ボイスヒーリングの流れは
(1)基本姿勢と呼吸法を学ぶ
(2)喉のチャクラを活性化させる
(3)実際に声を出してみる

となります。

まずは、基本的な姿勢と呼吸法を学ぶことから始まります。
背骨を意識して、しっかりと伸ばし、身体の空間を感じてみます。
そして、身体の空間を作る呼吸法を練習します。

次に、喉のチャクラの活性化をしていきます。
チャクラ」とは、人間の身体の中にあるエネルギーの出入り口とされています。この出入り口を開いてあげることで、エネルギーをスムーズに取り入れたり、排出できたりするようになります。

チャクラは主要な7つに着目されることが多く、そのうちの1つが喉のチャクラです。喉のチャクラを開くことで本心を言葉にして表現できたり、今まで言えなかったことを表現できるようになると言われています。

その後は、ヒーリングミュージックに合わせて一人で歌ってみたり、講師たちと一緒に歌ってみたりハミングしてみたりします。生徒さんが各々、自由に歌うこともあります。私は今回ボイスヒーリングの体験に行ってきたのですが、共感できる歌詞のものを歌うことで、感情の解放がより一層深まると感じています。

2. 声楽とは

声楽は、「人の声を中心とした音楽」のことを指します。
オペラ歌手を思い浮かべるとイメージがつきやすいかもしれません。

ピアノやバイオリンなど様々な楽器がありますが、
声楽では、読んで字の通り「声」が楽器となります。
声を自身の身体で響かせて音を出していきます。

身体を楽器として音を出すわけなので、メンテナンスのために
自分自身の身体や心を内観するという、ヨガと同じ作業が発生します。

声楽のレッスンの流れは、

(1)普段の歌い方で歌ってみる
(2)歌い方の癖を知り、修正する
(3)腹式呼吸を取り入れて練習をする
(4)身体のどの部分で音を奏でるかを意識する、

となります。

まずは、講師のピアノに合わせて普段どおりに歌ってみます。
自分自身の歌い慣れたものをチョイスします。

歌っている最中に、講師から歌い方の癖の指摘があります。私自身もそうでしたが、多くの人は、喉から高い声や大きな声を出そうとします。そうすると、喉の筋肉を締め付け、大きな負担がかかるので、喉を痛めますし、それを続けていると高い声も大きな声も出にくくなっていきます。

そこで、それを改善するためにお腹から声を出すことがポイントとなります。
腹式呼吸をしながら声を出す練習をします。息を吸って、吐くときに声を出すことを繰り返しやることで、身体に声の出し方を覚えさせる作業を行います。お腹を意識することは、下半身の安定にも繋がります。

その後、お腹から声を出しているときに、身体のどの部分が響いているのかをチェックしていきます。低い声色のときには、胸の少し上の肋骨あたりが振動します。中間音の声色ときには、口周りや唇が振動します。高い声色のときには、頭蓋骨の中で音が響いているのを感じます。

高い声色を出すときがもっとも難しいとされています。なぜなら、振動しているかどうかを自分自身で確認できないからです。声が、後頭部から後ろへ抜けていくのをイメージしながら行うのがコツです。

喉に焦点を当てた歌い方から、身体全体を使った歌い方へと変化していくことは、身体のリラックスに繋がります。喉ばかり意識していると、他の身体の部分が固まって緊張状態となりますが、全身を使うことで緊張状態がほぐれるからです。身体のリラックス状態が、感情の解放になります。

3. ボイスヨガとの共通点

では、ここで
・ボイスヒーリング
・声楽
ボイスヨガ
の共通点を記します。主に3点あります。

(1)声を出して心身を整えていくこと
声を出すことで、身体と心の双方にアプローチして体調を整えていきます。

(2)基本的な姿勢、呼吸法を学ぶこと
普段、何気に話したり歌ったりしていますが、その際に姿勢や呼吸を意識することは少ないと思います。正しい姿勢と呼吸法を学ぶことで、普段と使っている筋肉の違いを認識でき、声を出しやすさを実感できるでしょう。

声を出しやすくなると、感情の解放がより深まります。

(3)集中力が高まること
声を出し、脳を刺激することでアドレナリンが分泌され、アドレナリンには集中力をアップさせる力があります。スポーツ選手たちが、試合前に集中力を高めるために声を出している場面を見たことがあるかもしれませんね。

引用 : オリンピック選手たちも使っている「シャウティング効果」の力-PLUS1WORLD-

 

4. ボイスヨガとの違い

ボイスヨガは、一人ひとりが本来持っている
ベストの声を引き出すことを目的としています。

一方、「ボイスヒーリング」では、良い声を出すことよりも、一人ひとりの心の奥底に溜まった感情を引き上げることが目的。「声楽」は主に歌唱力を向上させることが目的となります。

また、ボイスヨガでは、声を手掛かりに、
自身の心身状態を観察することで整えていきます。

ワントーン明るい声色作りをすることで、
気持ちや感情も前向きに明るいマインドセットになります。

一方、「ボイスヒーリング」では、声を使って感情を解放することで心身を整えていきます。「声楽」では、身体全身を使って発声した結果、身体の緊張がほぐれ、それが心身のリラックスへと繋がっています。

最後に、ボイスヨガでは喉周りの筋肉を始め、身体全体の筋肉の弛緩を観察し、筋肉の運動能力を高めていきます。大きい声が出ない・声が暗い、など声に自信がないのは、筋肉がうまく使えてなかったり悪い癖がついていることが多いです。筋肉の運動能力を高めることで、ハツラツとした声や明るい声が出るようになり、それらが自信をつけることとなります。

一方で、「ボイスヒーリング」では喉のチャクラを活性化していきます。「声楽」は、身体全体の緊張をほぐして、声を喉から出すのではなく、身体全体で奏でるように歌います。

 

5. 声を出すことのメリット

鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授と第一興商が行った共同実験があります。
被験者に好きな曲を3曲歌ってもらい、歌う前と歌った後で唾液の量を調べるというもので、唾液に含まれる「コルチゾール」の量によって気分の変化がわかるそうです。


引用 : カラオケで気分スッキリには、科学的根拠があった-日経Gooday 30+-

コルチゾール」とは、ストレスホルモンとして知られています。

ストレスがかかっている状で分泌され、その値は10〜20分の間に2〜3倍増加することが知られています。長期にわたって過剰に分泌されると炎症のコントロールを悪化させたり、脳の海馬を萎縮させたりなど、身体に弊害を与えるものになりうるのです。

実験の結果としては、歌う前に比べてコルチゾール減った、つまり緊張が解け気分が明るくなっていることがわかりました。歌うことが好き嫌いに関係なく、同様の結果が出ていることも興味深いですね。ですから、何かしらの吐け口を持っておく必要があります。

 

また、歌うことは感情の解放以外にも沢山の嬉しいオプションがついてきます。それではオプションを紹介していきます。

(1)心身の安定につながる
まず声出しの基本で、下半身の安定を意識します。
これはヨガとの共通点でもあります。
下半身が安定することで、身体の土台が安定し、身体の土台が安定することで、上半身の力を抜きやすくなります。上半身がこわばっていると、体が重〜く感じる経験があると思います。肩首が凝ったり、頭痛がしたり、身体が縮こまったり。
そんなときは仕事もプライベートもやる気が落ち気味になりませんか?心と身体はつながっているので、身体の安定と軽やかさを感じられると、自然と心も安定感、軽やかさを感じるようになります。

(2)エルドルフィンを分泌すること
多幸感をもたらすと言われている物質です。1980年代に運動生理学の研究で、脳内にエルドルフィンが放出されると、高揚感や満足感が高まる結果が明らかになりました。

(3)呼吸法や声出しで呼吸器官を運動させる
各器官が発達して深い呼吸ができるようになります。

(4)表情豊かになる
スマホやPCの見過ぎで般若顔が増加しているとされる昨今。
声を出したり歌ったりすることで、笑顔・悲しい顔など様々な表情が作られることで、表情筋トレーニングとなり嬉しい小顔・美肌効果も期待できます。

このように声を出すことは、私たちの健康に大きな影響を与えています。気持ちが塞ぎ込んでいるときは、声を出すことが億劫に感じるかもしれませんが、そんなときこそ声を出してみてください。

抑圧していたものが解放され、リラクゼーションを感じることでしょう。声の出し方を学ぶことで、より一層リラクゼーションを感じられます。

心身の健康のためにも、目に見える美しさアップのためにも
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<記事担当>
執筆担当:Maiko
記事編集:Sachi

<参考文献>
・日経Goodday 30+ (2016)
「カラオケで気分スッキリには、科学的根拠があった」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO09390020Q6A111C1000000/

・PLUS1WORLD (発行年不明)
「オリンピック選手たちも使っている「シャウティング効果」の力」https://plus1world.com/shouting

・NIKKEI STYLE (2016)
「幸せ感よぶ脳内ホルモン「エンドルフィン」の作り方」
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO08297260T11C16A0NZBP01/


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