「え?今なんて言った?」
よく周りから聞き返されてしまうのが悩みで...と、こんな相談をよく受けます。聞き返されない、通る声になるためにはボイストレーニングで声質を変えるだけではなく、他にも実は効果的な方法があります。
それは「心からの改善」です。心から自分の声に自信を持つことで、自然と思い描いていた明るい、通る声が出るようになります✨
目次
原因は声のせい? いいえ、それだけではありません!
声はあなたの心の状態からも大いに影響を受けます。気分が良い日は自然と声も大きく、明るくなり、落ち込んでいる日は声が低くなります。また、自分の声への自信も関係してきます。自分の声に劣等感があると、無意識に小声になってしまったり、話すのが嫌で低く思い声になってしまいがちです。そのため、自分の声を好きになることが大事になります。
自分の声を好きになろう!
改善方法① どんな声になりたいか明確にしよう
あなたはどんな話し方に憧れていますか?どんな声だったら自分の声に自信が持てますか?なりたい声を目標としておくことで、目的を失わず、コツコツ続けることができます。
通る声、聞き返されない声になるためには様々な項目があります。
声
・声の大きさ
・声の高さ/低さ
・声の明るさ
滑舌
・言葉は聞き取れる?
・よく噛んでしまう?
滑舌の改善方法は下記の記事で紹介しています♫

話し方
・棒読みになってませんか?
・抑揚はつけていますか?
・表情と話し方はマッチしていますか?
・早口になってしまっていませんか?
改善方法② 自分の声を録音して客観的に聴いてみる
自分の声を録音して客観的に聴いてみましょう!録音した自分の声が嫌でも、まずは我慢して聴いてみることがポイントです。日本で行った統計によると8〜9割の人が自分の録音された声に違和感を抱いてるそうです。録音すると自分の声って違って聞こえますよね💦
録音を行い、客観的に自分の声を聞くことで、なぜ伝わりにくいのか、相手が聞き返してくるのか、解決のヒントが見えてきます。また、話している時の声に現れてしまう不安や自信のなさなどにも気づくはずです!
聞き慣れない自分の嫌いな声の中にも、好きな声がいいなと思えることが少なからず出てきます。仮に、「そうなんですよー!」と言う自分の声が明るくいい感じ、と思ったらその声に近づけるように声のトーンを調整して録音してみましょう。
意外と自分も高い音が出せることに気がつくはずです。普段出し慣れていない、聴き慣れていないと最初は違和感があるのは自然なことです。何度も繰り返しトレーニングして、理屈でなく体で覚えることが大事です✨
改善方法③ マインドフルネス瞑想
心を落ち着かせることは、「声」を出す上で多くのメリットがあります。例えば、落ち着いている状態で話すとゆっくり話すことができます。お腹から声を出すことができるようになるので、自然と声も大きくなります。また、緊張をほぐす効果もあります。
大事なプレゼンテーションの前日や自分の声を最大限に活かしたいときは是非マインドフルネス瞑想を行い、心を休めてから挑んでみてください!
マインドフルネス瞑想の具体的なやり方は以下の記事で紹介しています😊

まとめ
自分の声を心から好きになることで、声・話し方の印象は大いに変化します。録音して、練習を行なったり、心を休めてみたりと自分のペースに合った方法で、聞き返されない、通る声を手に入れてください✨
<参考文献>
- https://books.j-cast.com/2018/08/11007766.html
- https://www.voice-produce.com/blog/4891